漬物等食文化資源活用事業

ゆうき・げんき正直農業で作られた野菜を伝統製法で漬け込みます。「おこもじ生」

「漬物等食文化活用事業」

池田町は豪雪地域であるため冬期間の漬物の文化がありました。
その漬物には、地域のこだわりの技や知恵が込められています。貯蔵することでその野菜の旨味がし引き立ち、凝縮した貴重な漬物になります。
しかし、近代化とともに貯蔵の文化が失われつつあります。
食品資源活用事業では、その地域資源の保存と技の継承していきながら、池田町の伝統的な野菜を使い、加工し販売しています。

名前に込められた思い

池田町の方言で「漬物」の事を「おこもじ」と呼びます。
池田町のおこもじは、長い冬の時期を乗り切るために、畑や山野の恵みを保存し、家族の食卓を支える「母の文化」として永々と受け継がれてきました。
それは昔あたりまえに行っていた、手間を惜しまない手作りの伝統製法でした。
農薬や化学肥料をできるだけ使用しない新鮮な池田町産の野菜を使って化学調味料や食品添加物を入れない。
手間をかけ、天日に干して丁寧に漬け込むというものです。
「おこもじ生」は、このあたりまえの製法を守った生きている漬物です。

原材料はもちろん池田のゆうきげんき正直農業の野菜を使用しています


おこもじ屋の漬物の原材料は、池田町内で採れたゆうきげんき正直農業の野菜です。
福井県の伝統野菜である「かわず瓜」、希少なキュウリ「四葉胡瓜」など味にこだわった野菜を町内の農家や自社生産農場で育てています。

伝統製法で漬け込みます

丹念に天日に干して漬け込みます。太陽の光をたっぷり浴びた旬の野菜はシャキシャキとした歯ごたえです。


地酒の酒粕を使用

福井県酒米「五百万石」で作った地酒の酒粕を使用しています。
化学調味料、食品添加物は、一切使用せず、昔ながらの塩、しょうゆ、味噌で漬け込みます。

HACCP(ハサップ)認証を取得

漬物加工場としてハサップ認証(福井県食品衛生自主管理プログラム)を受け、厳しい衛生管理のもと製造しています。

おこもじ屋の商品

かわずうりの粕漬け

池田町では、このかわず瓜でないと粕漬けでないと言われるほどこだわりの商品。 かわずうりは、淡緑色の地肌に、濃緑色の線が入る為カエルの背中のような模様が あるのでこの名前が付きました。 皮と身がやわらかいので食べやすいです。

たまり漬けミックス

池田で採れた「ゆうきげんき正直農業」で栽培された野菜のみ使用しています。 化学調味料屋や添加物が一切入っていない醤油を使用し、醤油に使われる、 大豆も池田町産です。 シャキシャキした歯ごたえと季節感漂う風味で、ご飯と共に頂くのもおススメします。

たくあんのハリハリ漬け

池田町では貴重な漬物を大切に食べる方法の一つとして、秋につけたたくあんを 次年度の春先から秋にかけてハリハリ漬けにして1年間を通して楽しみます。 少し甘めの味付けと、シャキシャキとした歯ごたえは、カレーライスの付け合わせ等 お子様に喜ばれる一品です。

キクイモの梅酢漬け

池田町では古くから作られている、かおり裏しその梅酢にキクイモを漬け込みました。 さっぱりとしてた風味とカリっとした食感は漬物が苦手な若い世代にも人気です。 お茶受けの一品として毎日食べて頂きたい商品です。