特産物開発事業

農業の所得向上の為、複合化を目指します。

福井県池田町は、水田稲作経営が主流です。近年の消費減少に伴う、米価の下落が著しいなか、池田町農業でも単作農業生産関連事業所得の増大のためには、園芸を取り入れた農業複合生産が必要とされています。
その為、池田町農業公社では、園芸の複合化を推進しています。更に加工・販売を一体化する「6次産業化」の取組を進めていく必要があります。
 

施設園芸の推進

ハウス8棟(24アール)

  • 池田町に見合った施設園芸(ハウス)の有効活用と、安定した所得確保の為、高収益作物を導入し、経営の実践を行っています。
  • AIによる自動灌水設備・農業経営アプリを導入し、農業経営の「見える化」し生産のコスト削減、経営の安定を実践し報告しています。

露地園芸の推進



  • 水田利活用の為、土地利用型高収益園芸作物の研究と実践し普及を図っています。
  • 露地園芸で地域の重要がある、大豆、又、漬物加工に必要な園芸農産物「大根・瓜・シソなど」の推進と生産しています。
  • 池田町の農家や集落営農組織と連携し計画的に農産物を生産。町内加工業者と契約生産販売し、価格安定と品質向上を図っています。

持続可能な農業の実現に向けて活動しています。


  • 池田町農業公社は、JGAP認証農場として認定され、生産工程管理をしっかり行っています。農場職員はJGAP指導員(農産物)として4名登録。
  • 農業者の種苗供給、野菜栽培教室の開催し、営農指導しています。
  • 農業公社で種苗供給することで、地域農業者にとって必要な情報と資材を提供しています。
  • 営農講座を開催し、地域の農業者と情報交換を行っています。

消費者との交流活動しています。



  • 消費者や都市との交流活動に農作業の体験や消費者自ら収穫したものを販売し、信頼を構築し池田のファンを増やします。
  • 農業体験「畑は直売所」を定期的に開催しており、池田町農業公社が生産した圃場で自由に野菜を収穫し、農産物を購入できます。