ゆうきげんき正直農業認証事業

池田町独自の認証制度『ゆうきげんき正直農業』

池田町民の生活の中に畑があります。その畑では昔から受け継がれてきた少量多品目栽培の工夫、保存食文化を支える野菜づくりをしています。
その技術を最大限に学ぶことにつとめ、化学養分を多量に吸収するメタボ野菜ではなく、肥沃な土壌にしっかりと育った質実剛健で生命力のある野菜栽培を目指しています。

池田町農業公社では、「ゆうきげんき正直農業」の認証機関として池田町から業務委託を受け、「審査並びに認定」を行っています。

101匠の会とは

101匠の会は、「池田町産マーケット こっぽい屋」へ出荷する農業者・加工業者団体。会員には個人が107人、団体が25団体加入しています。
会員のほとんどは、おばちゃん達で、野菜づくりに関してはその道何十年のベテランぞろい。
これまでは自分の家で食べていた野菜を、「こっぽい屋」ができたのを契機に出荷するようになりました。
今までも農薬はあまり使っていなかったため、「ゆうきげんき正直農業」の栽培方法にスンナリと入っていけたようです。
「少々見栄えは悪いけど、孫に食べさせる野菜をお客様にも提供したい」と毎日元気いっぱいがんばっています。

ゆうきげんき正直農業とは

池田町では化学肥料を使わずに土本来の豊かさを取り戻し、農薬の使用を極力減らして、自然や人に優しい農業を目指しています。
平成12年4月より池田町独自の栽培基準「ル-ル」を設け農業に取組んでいます。

ゆうきげんき正直農業の農産物は、池田町産マーケット「こっぽい屋」で販売されています。

ゆうきげんき正直農業の3つの認証区分と認証シール

3年間以上連続して農薬や化学肥料を使用していない畑で、どの作物にも農薬・除草剤・化学肥料を一切使わないで栽培した野菜に交付されます。
登録した畑の中で、どの作物にも1年間、農薬・除草剤・化学肥料を一切使わないで栽培した畑の野菜に交付されます。
登録した畑の中で、作物ごとに、農薬は1回まで、除草剤・化学肥料は一切使わないで栽培された野菜に交付されます。

ゆうきげんき正直農業の認証から出荷までの流れ

①畑の登録

ゆうきげんき正直農業の圃場を登録し看板を設置します。

②栽培記録簿の記入

自分で、野菜の栽培記録を書きます。栽培方法については、現地指導を受けたり、仲間と話、工夫しています。
各畑ごとに土壌調査も行います。

③現地確認

栽培管理簿と本人確認で現地審査。一部残留農薬についても調査。審査合格後、認定シールを発行します。

④シールの交付

農家から「ゆうきげんき正直農業」のシールの申請があった場合、認定シールの交付を行います。
出荷の際、認定された野菜にそのシールを添付します。